事例紹介(個人)

人気生き物系YouTuber『あにまるず』さん宅にお邪魔しました!

人気生き物系YouTuber『あにまるず』さん宅にお邪魔しました!

「あにまるず」は、犬や猫に加え、ヤギ、ミニブタ、羊、リクガメ、ミーアキャットなど、さまざまな動物たちと共に暮らし、その日常をYouTube【あにまるず Animals 】で配信している注目のユーチューバーです。
今回、そんなあにまるずさんにお話しを伺い、動物保護活動についてや、保護された動物たちとの心温まるエピソードをたくさん伺うことができました。


話し手
あにまるず・えーし様

インタビュアー
株式会社ハル・インダストリ
三寺伽奈

三寺:まず簡単にどのような動画を配信しているのか教えていただけますか。

えーし:動画の配信は、いろんな種類の動物と一緒に生活をしたらどういう日常生活になるのかっていうのを発信しています。最近は動物の保護依頼が増えてきているので、動物保護してその動物たちと一緒に余生を楽しく暮らすという活動もしています。

三寺:あにまるずさんのYouTubeを拝見しましたが、たくさんの動物と過ごす様子はほっこりしますね。ところでYouTubeを始めようと思ったきっかけはあったんですか。

えーし:もともと動物をたくさん飼っていたので、いろんな人に動物の癒しとか、パワーを知ってもらいたいということで、動物カフェをやることにしたんです。
動物カフェをオープンしたんですけど、僕たちが甘く見てて動物の管理以外にお客様の管理が一番大変だったんです。やっぱりさまざまなお客さんがいる中で、動物を純粋に可愛がりたい方、動物を見せ物として来る方もいる。たくさんの方に来ていただいたんですが、質の良いお客さんばかりではなかったんですね。
本来動物を見て「可愛い」「癒し」っていうのを感じて欲しかった半面、動物をバシバシ叩いたり、子供が飛び跳ねて下敷きになる動物もいたりして動物に対してのストレスを考えられていなかったんです。そこでカフェはやめようとなりました。

でもやはり、生き物たちと暮らす日常とかを見てもらって、少しでも楽しんでもらえたらいいなって気持ちが変わらなかったから映像に媒体を移してYouTubeを始めたという感じです。

三寺:最初カフェをやられていたんですね。またカフェを再開したいなっていう気持ちはないですか?

あにまるずペット画像

えーし:全くないですね。今までと同じようにいろんな人に動物の暖かさ・命の尊さ・楽しさや愛しさを伝える気持ちは変わらないんです。動画にすることで動物へのストレスは最小に抑えられるし、でも見たい人にはお届けできる。やっぱり動物ファーストでいるべきかなと今思っているのでカフェの再開は検討してないです。

あにまるずさんってどんな生活を送っているの?

三寺:さまざまな動物がいてお世話もあるし、YouTubeも撮らなきゃで忙しいと思うんですが、1日のスケジュールはどういう風に過ごされているんですか?

えーし:1日のスケジュールですか?!まずフクロウなんかは夜行性という言われているんですけど、実は人間が一緒に暮らしていると餌をもらう時間が決まっているから人間の生活に合わせるんですよ。だからフクロウも夜寝るし、朝起きるっていう日常になります。

だから、大体朝7時くらいになれば動物たちがみんなわんさか起きだして鳴いて、「餌くれ、餌くれ」って言い出すので、あちこちで運動会状態です。

三寺:すごく騒がしそうで目覚まし時計もいらなそうですね(笑

えーし:そうです。嫌でも起こされます。で、起きたらまず一番最初に保護した犬のジョン君の散歩に行きます。散歩が終わると一斉にご飯の時間になるので、バーっとご飯を作って一斉にあげます。
あげ終わったら動物たちの運動の時間になるので各動物をケージから出して、部屋から動物が出たタイミングで動物のトイレとかを掃除します。全部終わると10時~11時ぐらいになっていることが多いですね。

えーし:そこで、やっと人間のお昼ごはんの時間。ご飯を食べられたら食べて、企画を考えたり動画を撮影・編集したりしていると、あっという間に3時くらいになります。

三寺:そこから午後の作業が始まるんですか?

えーし:はい。午後は暗くなる前に散歩が必要な動物を連れて行ったり、外にいるヤギや羊を放牧したりしていると、気が付けば5時。

三寺:またすぐに次の作業ですね!

えーし:そうなんです(笑)そうするともう夜ご飯の時間です。ご飯を用意してあげながら、掃除や動画のアップも同時進行。編集マンに手伝ってもらいながら、8時くらいまで動画をアップします。

三寺:本当に1日のスケジュールがびっしりと詰まっていますね。

取材様子

えーし:簡単に言うと、朝ご飯をあげて掃除をしたら、もう次のご飯(夕飯)の時間が始まっているという感じですね。

三寺:やっぱりすごいですね。たくさん動物がいてどれも大変だと思うんですが、一番お世話が大変な生き物はいますか?

えーし:あいるんさんですかね(笑)
あいるんさんは服も片付けないですし、靴下も脱ぎっぱなし…そこらへんに服とかが脱ぎっぱなしで一番大変です。よく寝るし(笑)

冗談は置いといて真面目に回答すると、何が一番大変かよく聞かれるんですけど、全部大変なんですよ。
それぞれ感じ方が違うだけで、僕の主観だけで言ったらやっぱりペンギンが一番大変なのかなって思いますね。

あにまるずペット画像

三寺:ペンギンですか!何が特に大変なんですか?

えーし:ペンギンは糞尿が液体に近いですし、他の哺乳類のようにしつけができないので、どこにでも排泄しちゃいます。ご飯は魚しか食べないし、温度管理も大変です。その割にやっぱり人が飼育しているとかまってちゃんなんですよね。

三寺:かまってちゃん、なんですか?

えーし:そうなんです。掃除するにしても後からずっとくっついてくると思いきや邪魔だよみたいな時もあって….。メンヘラなので構わないとくちばしで袖を掴んで引っ張ってきて叩かれたり、ご飯も食べたいと思ってあげると口に入れた瞬間にパッと吐き出したりとかするので面白いんですけど大変でいうとペンギンかな。

三寺:えーしさんが思う一番大変な生き物はペンギンなんですね!先ほどお部屋を案内していただいたときにペンギンさんにもお会いしましたが、とても人懐っこくて可愛らしかったです。

三寺:(ちなみに)えーしさんはいつ頃から動物が好きだったんですか?
生き物を飼いたいなと思ったきっかけなどあれば教えてください。

あにまるずペット画像

えーし:小学生1年生のときに犬を飼っている友達が周りにたくさんいて、欲しかったんですがなかなか飼ってもらえませんでした。無理やりワーキャーワーキャー騒いで犬が欲しいんだって言ったら、見かねて雑種犬をどこからか連れて来てくれました。

三寺:念願が叶ったんですね!

えーし:はい。でも、そのあと近隣からのクレームがあって泣く泣く里親に出すことにしました。とても辛かったんですが、里親に出して引き取ってくれた先が自分の小学校の通学路で通るところの家だったんですよ。

三寺:それは複雑ですね…

えーし:家は広いしちゃんと外に出してもらったりして確かに幸せそうだったんだけど、見るたびになんかギュって胸を締め付けられるような思いになってたから、登校拒否になってしまって….。俺がそれぐらいショックを受けすぎて学校に行けなくなっちゃったときの気持ちを鮮明に覚えているんですよ。

三寺:その経験が、今のお仕事や動物への接し方につながっているんですか?

えーし:そうですね。だから動物を最後まで飼育してあげられなかった悔しさとか、辛さっていうのをずっと感じていて、大人になった時に動物をそばにおきたいと思っていました。

最後に、生き物との一番の思い出を教えてください。

えーし:グレート・デンという世界一優しい巨人って言われている犬を飼っていたんですが先天性の病気があって人間でいうとALSみたいな…。
いろいろな大学病院に回っても止められないレアなケースだったんです。カルア君っていうんですけど、カルア君のために広い家を買って好きなだけ走り回らせてあげようと思いました。でも家を買った頃には病気が進んでいて、外で走るのも引きずってしまうような感じになってました。それでも楽しそうに走って回ってたんですよ。
だから、彼のために柵を全部作って、仕切りを作って、好きなだけ走ってこいって言ってやったんですけど、ある日たまたま掃除してる時にちょっと門の扉が開いてたみたいで、彼が脱走しちゃった。

脱走した時にそこの前にちょうど車が通ってたんですけど、その車もやっぱ止まってくれてて、
すみませんとか言いながら走っておかけなんだけど、カルア君が道路を一直線に今まで見たことないスピードで走って行ったんです。

本当に隠してたんかいっていうぐらい走ってバッサバサって走ってたのが、本当に生き生きしてて、本当に今までで一番初めてこんなにっていうぐらい!
嬉しそうに走ってて、それを一生懸命追いかけてやっと捕まえたぞって抱きかけないと捕まえられないんでガッて捕まえたらあまりにも嬉しすぎたせいか振り向きざまに手を噛まれました

今まで俺がどの動物よりも感じたよりこんなでっかい牙がガッて入ってきて、激痛がしたんですけど、車も渋滞してるし、話すわけにいかないから噛まれたまま抱きかかえて、カルアしっかりしろみたいな落ち着けって。
なんとか抱きかかえながら首輪を捕まえてなんとかずって帰った。

その時にそのままその手がとんでもなく炎症を起こしまして、そのまま緊急病院に搬送されてで、その場で膿を抜かれるっていうのが、今まで生涯で一番激痛の思い出と、でもあんなに嬉しそうなカルアを見たのも初めてだったから、めちゃめちゃ嬉しかったなって、嬉しさと痛さが同時に来た日でした。

いいじゃん”真無臭(しんむしゅう)”

いいじゃん”真無臭(しんむしゅう)”

最後に取材特典でもある「いいじゃん真無臭」タンクでビーズを補充させていただきました。
ハルへのメッセージもいただきました!

【いただいたメッセージ】
ハル・インダストリさん
愛しています
メチャクチャ愛用してます

担当者の声

取材、YouTube動画の撮影にご協力いただきありがとうございました。また日頃からハルの消臭剤をご愛顧くださりありがとうございます。

あにまるずさんのYouTube動画を拝見すると、動物の魅力や可愛さなどが伝わって見てる側も癒されます。その一方で動物を飼ううえでの大変さなども伝わり命について考えさせられることもあります。
今回は、直接えーしさんから様々なお話を聞くことができより動物たちが我々人間に与える「癒し」を知ることができ素敵な時間を過ごすことができました。

今後もあにまるずさん宅のニオイ環境をサポートさせていただくと共に、動物たちにとっても快適な空間を提供できるようご提案できればと思います。

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