帰宅すると部屋のニオイが気になったことはありませんか?
掃除をしても、外から帰ると部屋のニオイが気になる。
そんなときはカーテンのニオイが原因かもしれません。
カーテンは面積が大きいので、ニオイが染み付くと部屋中にニオイが広がり「室内が臭い」という悩みにつながることも。
カーテンが臭う原因と消臭方法を理解して、ニオイ対策をしていきましょう。
Contents
気になるカーテンのニオイの原因は?
カーテンの特徴をおさえておけば、カーテンのニオイ対策がしやすくなります。
部屋が臭うなと感じた時は、ニオイ対策をすればお部屋のニオイ悩みも解決できます!
カーテンの特徴
布製品のカーテンは、ニオイが付きやすいのが特徴です。
料理のときの食べ物や、ペット臭など、身近にあるからこそ生活臭が付きやすいという特徴もあります。
さらに、カーテンは面積が大きいことも特徴のひとつです。
面積が大きいと、ニオイを吸収して室内にもニオイが広がりやすくなります。
また、カーテンは手軽にお手入れできない為、日々発生する生活臭が蓄積してしまうことも…。
カーテンのニオイ対策で部屋全体の気になるニオイ問題も解決できるかもしれません。
カーテンにつくニオイの種類
タバコのニオイ
室内でタバコを吸う人の部屋のカーテンは、ニオイが付きやすくなります。
タバコの煙はカーテンの繊維に吸収され、独特の悪臭を強く発します。
タバコの煙は、淡い色味のカーテンが黄ばむ原因にも…。
カビのニオイ
カーテンの湿気を除去してあげないと、雑菌が繁殖して臭くなってしまいます。
窓を開ける習慣がない人の場合、カーテンがカビ臭くなってしまうことがあります。
実際に、カーテンに黒カビが生えるのが目に見えることもあるかもしれません。
料理のニオイ
家族で鉄板焼きをする機会が多い部屋や、キッチンの窓のカーテンが臭うことはありませんか?
カーテンは、料理中のニオイや、出来上がった料理から立ち登るニオイも吸収してしまうこともあるのです。
今すぐできるカーテンのニオイ対策
カーテンのお手入れをこまめに行うことは、カーテンにイヤなニオイが付かないようにするだけではなく、カーテンを長持ちさせることにも繋がります。
カーテンのホコリをはらう
ホコリはカーテンのニオイの原因のひとつ。
鼻を近づけると、ホコリっぽいニオイや湿ったニオイがすることがありますよね。
ホコリっぽいニオイがする場合は、カーテンを外で叩き、ホコリを落とすことで対処できます。
悪天候が続いてる場合は、カーテンのホコリを掃除機などでさっと吸えばOK。
窓を開けてカーテンを外の風に当てる
寒い季節は、換気をしているお宅も少ないと思います。
これまで窓を開ける習慣が無かった人は、ぜひ窓を開けてこまめな換気を心がけてください。
換気のときにカーテンに風を当てるようにすれば、それだけでニオイ対策になります。
空気洗浄機を使う
脱臭機能のある空気洗浄機を使うことも効果的です。
別の部屋で空気洗浄機を使っていれば、ニオイを感じる部屋で使ってみてください。
更に扇風機やサーキュレーターを回して空気を循環させると効果的です。
消臭剤を利用する
無香料の消臭剤を使いニオイ対策しましょう。
香りがある芳香剤は強いニオイがかえって悪臭となる場合が…。
安心・安全な無臭の消臭スプレーをかけてニオイを取ることもオススメします。
カーテンは人やペットが直接触れる機会も多いため、安全な消臭スプレーを選んで使うようにしましょう。
カーテンを洗って対策
カーテンに付着した汚れやカビは、時間が経つほど取り除きにくくなってしまいます。カーテンを洗い、きれいな状態を維持しましょう。
カーテンを洗濯する
カーテンを洗う前の確認
洗濯機に入れる前に、必ずチェックしてほしいのが洗濯ラベルの表示内容です。
「洗濯可」「手洗い可」であれば洗濯機や手洗いOK。
「洗濯不可」「水洗い不可」の場合は家庭での洗濯はNGです。
洗濯方法がわからないときは、カーテン購入店やクリーニング店へ持っていきましょう。
手洗いの手順
1 ほこりを落としフックをはずし、部分的にひどい汚れがあるか確認する
2 ひどい汚れにはおしゃれ着専用洗剤を少量しみ込ませる
3 おしゃれ着専用洗剤を溶かし、やさしく押し洗いをする
4 汚れの状態がひどい場合は、30分程度漬け置きするか、二度洗いをする
5 すすぎは水を変えて2~3回する
6 柔軟剤を入れ、全体に行きわたらせるようにする(静電気防止)
7 脱水は水が滴らない程度に様子を見て30秒前後回す。回しすぎに注意する
8 生乾き状態のカーテンにフックを取り付けてレールに吊って乾かす
(生地が厚いので、外干しで乾かすことをおすすめします)
9 エアコンや扇風機を利用して短時間で乾くようにする
洗濯機の手順
1 カーテンがしわにならないように、びょうぶたたみ(仕切りや装飾として使用される室内器具を指す)にする
2 洗濯ネットに入れ、カーテンを単独で洗う
3 おしゃれ着洗いモードなど、一番やさしい洗い方にセットする
4 脱水は水が滴らない程度に様子を見て30秒前後回す。回しすぎに注意する
5 生乾き状態のカーテンにフックを取り付けてレールに吊って乾かす
6 エアコンや扇風機を利用して短時間で乾くようにする
洗濯してもカーテンが臭う場合
一度洗濯をしてもカーテンが臭う場合は、洗濯する回数を増やしてみてください。
ただし、何度も洗濯をするとカーテンの生地が傷みやすくなるため、その際はクリーニング店を利用するようにしましょう。
カーテンを天然素材に交換することも対策に。
天然素材(綿、麻、リネン)のカーテンは、静電気が起こりにくくホコリがつきにくいという利点があるので、ぜひ使ってみてください。
カーテンのニオイ予防に効果的な消臭剤
カーテンのニオイ対策には、無臭の消臭剤がオススメです。
香りがするものを使うと、香りと生活臭が混ざってかえって不快になるケースもあります。
消臭剤を効果的に使う
カーテンにニオイがつく前に、消臭剤を使いニオイの予防をすることもできます。
ニオイが気になったら、早めに消臭スプレーを使い対処しましょう。
無臭の消臭剤を使い、カーテンのニオイ対策をしよう!
カーテンのニオイが部屋のニオイの原因になっている場合もあります。
カーテンは外の風に当てたり、洗濯頻度を増やすことで、ニオイ対策が可能です。
カーテンを風に当てる方法は換気もできるので、気分をリフレッシュすることができます。
日常生活を営んでいる以上、どんなに気を付けてもニオイは発生してしまうものです。
しかし、帰宅するたびにニオイを感じるようでは、来客やともだちを呼びにくくなってしまいますよね…。
布製品にはニオイを吸収する性質があります。
つまり、カーテンは部屋の中で発生する生活臭を吸い込んでいることに。
カーテンは洗濯する機会も少ないため、ニオイをたっぷりと吸い込んでしまいます。
頻繁に洗うことのできないカーテンには、消臭スプレーがおすすめ。
除菌もできる消臭スプレーは、カーテンに吹きかけることでニオイ対策になります。
カーテンのニオイ対策をして真無臭(香りを使わず嫌なニオイを無くすことでニオイを楽しむ空間が準備できること)でおもてなしをしましょう。