家で鍋をしたあとに気になるニオイ….。鍋をすると、湯気が立ち上り、部屋中にニオイが広がってしまうことがあります。特に、にんにくやニラ、魚介類など、ニオイのある食材を使った鍋は、ニオイが残りやすく、困ってしまいますよね。
そんなときは、消臭剤を使ってニオイを消しましょう。消臭剤には、ニオイを吸着したり、分解したりする成分が配合されており、ニオイを軽減することができます。
消臭剤には、さまざまな種類があります。自分のニーズに合った消臭剤を選んで、効果的にニオイを消しましょう。
消臭剤の選び方や使い方、また、消臭剤以外でできるニオイ対策についても詳しく紹介します。
Contents
部屋で鍋をするとニオイが残る理由
部屋で鍋をしたときにニオイが残るのは、鍋の湯気が原因です。また、臭いやすい食材や鍋の種類も確認してみましょう。
鍋は湯気が出るためニオイが残りやすい
鍋をしていると、湯気が立ち上り、部屋中にニオイが広がることがあります。これは、鍋のニオイが湯気に乗って拡散するためです。
鍋のニオイは、食材の脂が空気中に飛散して発生します。このニオイは、油汚れと同じ性質を持っているため、空気中に漂い続け、室内に染み込んでしまうのです。
湯気は、ニオイを運ぶのに最適な媒体です。湯気は、空気よりも軽く、粘度が高いため、ニオイをしっかりと吸着し、拡散させます。そのため、鍋をしていると、ニオイが残りやすくなってしまうのです。
また、ニオイだけでなく湯気がほこりに付いて放置したままにしておくとカビの原因にもなります。
ニオイが強い鍋や油が多い鍋のニオイが残りやすい
鍋のニオイは、食材の脂が空気中に飛散して発生。そのため、臭いが強い食材や、油が多い食材を使った鍋は、ニオイが残りやすくなります。
具体的には、以下のような鍋は、ニオイが残りやすいと考えられます。
- にんにくやニラ、ごまなどの臭いのある食材を使った鍋
- 肉や魚などの脂が多い食材を使った鍋
- カレーやシチューなどの油が多い汁物
鍋のあとにニオイを残さない方法
鍋のあとにニオイを残さない為には換気が一番です。また、消臭剤をうまく活用して鍋のあとの嫌なニオイを除去しましょう。
部屋の空気を換気する
換気扇を回す
換気扇の排気口から遠い窓を開け、窓から空気を取り込むことが大切です。換気扇から汚れた空気を排気することで、部屋にニオイをこもらせないようにしましょう。鍋の湯気が換気扇に吸い込まれるように空気の流れを作ることも大切です。食事中に扇風機やサーキュレーターを利用すると逆に部屋中にニオイを拡散させる場合もあるので、食べ終わった後に一気に部屋の空気を入れ替えましょう。
換気扇がない場合
換気扇がない場合は、空気を取り入れる窓と空気を出す窓を作るよう、対角線にある2つの窓を開けましょう。風が入りにくい場合は、空気を取り入れる窓は小さく開けて、空気を出す窓を大きく開けるのがオススメです。換気扇がある場合と同じように、扇風機やサーキュレータ―を利用して空気の流れを作り換気を行うのもひとつの手です。
食事中も換気をする
食事中も換気を行いましょう。扇風機やサーキュレーターを利用した換気は逆に部屋中にニオイを充満させる場合もあるため、換気扇を回したり、窓を開けるなどして換気するのがオススメです。
カーテン・クッションに消臭スプレーする
カーテンやクッションなどの布製品は繊維の間にニオイを吸着しやすく、放置すると部屋のニオイにも影響します。ニオイがついた場合は、消臭スプレーを使用してニオイ対策をしましょう。さらにニオイが付く前に消臭スプレーを吹きかけておくのもニオイ対策には有効です。
香りがついた芳香剤は鍋のニオイと混じってかえって悪臭となる場合があります。
消臭スプレーは、人やペットに安心な原料の無臭の消臭スプレーを使用しましょう。
鍋を使った後の掃除方法
鍋のあとは部屋の壁や床にニオイが染み付いた状態になっています。鍋のあとの掃除のポイントを解説します。
部屋の拭き掃除をする
壁や床を固く絞ったタオルで水ぶきをして、乾いたタオルで乾拭きをします。掃除する場合は、床や壁が水ぶきしても大丈夫な材質か確認しておきましょう。
床や壁に鍋のニオイが染み付いている場合は、重曹と水を使って対処するのがオススメです。重曹と水を使って重曹水を作ります。重曹水は、水100mlに重曹小さじ1を溶かして簡単に作ることができます。重曹水に浸したタオルを固く絞って拭き、水ぶきをしてから乾拭きをしてニオイや汚れを落としましょう。重曹水を霧吹きタイプの容器に入れてニオイが気になる場所に吹きかけて、ふき取るのも有効です。
鍋を始める前のニオイ対策
鍋をした後だけでなく始める前にニオイ対策をすることも大切です。どのような対策ができるのか確認してみましょう。
換気の準備
鍋をすると、湯気が立ち上り、部屋中にニオイが広がることがあります。このニオイを残さないためには、換気が欠かせません。
換気を行う際は、以下のような準備をしておきましょう。
- 外に通じる窓やドアを2か所以上開ける。
- 換気扇を強で回す。
- 扇風機やサーキュレーターを回して、空気の流れを作る。
外に通じる窓やドアを2か所以上開けることで、空気の流れが作りやすくなります。換気扇を強で回すことで、より効率的に空気を入れ替えましょう。扇風機やサーキュレーターを回すことで、空気の流れを循環させ、より早くニオイを外に逃すことができます。
また、換気のタイミングも重要です。鍋を始める前から換気をしておくことで、ニオイの発生を抑えることができます。また、調理中は、こまめに換気しましょう。
具体的には、以下のようなタイミングで換気をしましょう。
- 鍋を始める前に
- 食材を切るとき
- 調理中、特にニオイの強い食材を調理するとき
- 調理後
鍋のニオイを残さないためには、換気を徹底することが大切です。
ほこりを払っておく
鍋や調理台、周囲の壁や床などのほこりを払っておくことが大切です。
ほこりは、ニオイの原因の一つです。ほこりに付着した油が、ニオイを発生させます。そのため、鍋や調理台、周囲の壁や床などのほこりを払っておくことで、ニオイの発生を抑えることができます。また、ニオイだけでなくカビの原因にもなるのでしっかり掃除を行うことが大切です。
とくに以下の場所にほこりがたまりやすいので注意して掃除を行いましょう。
- 鍋や調理器具
- 調理台
- 周囲の壁や床
- 換気扇やレンジフード
- エアコンの吹き出し口
布製品は最小限にしておく
布製品は、ニオイを吸着しやすい性質を持っています。鍋のニオイが布製品に付着するとなかなか取れません。布製品は最小限にしておくことで、ニオイの付着を防ぐことができます。
具体的には、以下のような対策をしましょう。
- 調理中は、カーテンやラグマットなどを閉めたり、片付けたりする。
- 調理後は、衣類や小物類などはあらかじめ別の部屋に移動しておく。
カーテンやラグマットなどは、布製品の中でも特にニオイを吸着しやすいものです。調理中は、カーテンやラグマットを閉めたり、片付けたりすることで、ニオイの付着を防ぐことができます。
また、衣類や小物類などは、調理中にニオイを吸着しやすいため、あらかじめ別の部屋に移動しておきましょう。
空気清浄機・置き型タイプの消臭剤を利用する
ニオイを残さないためには、換気や掃除など、さまざまな対策を講じることが大切です。
また、空気清浄機や置き型タイプの消臭剤を利用するのも効果的です。空気清浄機は、空気中のホコリや花粉、ニオイなどを吸着・分解して、きれいな空気を循環させることができます。置き型タイプの消臭剤は、ニオイを吸着したり、分解したりする成分を配合しており、ニオイを軽減することができます。
また、空気清浄機や置き型タイプの消臭剤は、部屋の広さやニオイの程度に合わせて、適切なものを選ぶことが大切です。空気清浄機や置き型タイプの消臭剤をうまく活用して鍋のニオイを残さず、快適に鍋を楽しみましょう。
鍋のニオイを残さない!効果的な対策を徹底解説
鍋をしていると、湯気が立ち上り、部屋中にニオイが広がってしまいます。このニオイを残さないためには、換気や掃除などの基本的な対策から、消臭剤の活用まで、さまざまな方法を講じることが大切です。
消臭剤は香り付きのものではなく無臭の消臭剤を使いましょう。香り付きのものは、鍋の香りと混ざってかえって悪臭となります。また、人に安全な消臭剤を選ぶことも重要です。
ハルの消臭剤は植物由来の消臭成分で安心安全にニオイ対策ができます。食品加工工場でも実績があり、安全面に関しては高い評価をいただいています。
また、ニオイを他の香りで隠すマスキングではなく化学の力で消臭して、真無臭空間を実現。
置き型消臭剤の消臭ビーズは雑誌MONOQLOで4年連続ベストバイを受賞しています。高い消臭力が認められています。鍋をする日もしない日も置き型消臭剤で常にニオイ対策をすることが可能です。
鍋をした後には瞬間消臭スプレーを使用するのがオススメ。粒子が細かく消臭成分がニオイ物質をキャッチするため、空間にオススメの商品です。鍋をした後だけでなく、急な来客やトイレの使用後などすぐにニオイを消したいときに瞬間消臭スプレーをオススメします。
カーテンやクッションなどの布製品には消臭ミストが最適。ニオイの元に直接作用し、化学的に中和・分解して無臭化します。
食材を保管する冷蔵庫には消臭ゲルがオススメです。温度が低い場所や風通しの悪い場所でも安定した消臭力を発揮するゲル。鍋で使用するキムチやにらを冷蔵庫に保管する場合はゲルを使用してニオイ対策をしましょう。
その時、その場所に適した無臭の消臭剤を使って真無臭空間を実感してください。真無臭空間で鍋を楽しんでみませんか。