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公開日:2024.07.25 / 最終更新日:2024.09.04

エアコンをつけるとニオイが気になる!原因と対策、消臭剤で快適空間に!

エアコンニオイ対策アイキャッチ暑い夏、エアコンは欠かせない存在です。しかし、エアコンをつけると、カビ臭いニオイやホコリ臭いニオイがして不快に感じたことはないでしょうか?せっかく涼しい部屋で過ごしたいのに、ニオイが気になるのは嫌ですよね。
このニオイの原因は、エアコン内部に溜まったカビやホコリ、ダニなどの汚れです。これらの汚れが風に乗って部屋に拡散され、不快なニオイが発生します。
エアコンのニオイは、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。カビやダニはアレルギーの原因となるため、ニオイが気になる方は要注意です。
この記事では、エアコンのニオイの原因と対策について詳しく解説します。また、ニオイを消すための消臭剤についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
エアコンのニオイ対策をして、快適な夏を過ごしましょう!

エアコンをつけたときのニオイの原因は2つ

エアコン画像

エアコンをつけたときに気になる嫌なニオイの原因は主に2つです。何が原因なのか確認してみましょう。

じめじめとした梅雨や、暑い夏、エアコンは私たちの生活に欠かせない存在です。しかし、エアコンを使い始めると、「なんだか部屋が臭い…」と感じたことはありませんか?せっかく涼しい部屋で快適に過ごそうと思っていたのに、異臭が充満していると台無しですよね。
エアコンから発生する臭いの原因は大きく分けて2つに分類できます。

エアコンは、部屋の空気を吸い込んで冷暖房を行い、再び室内に送り出す構造になっています。そのため、部屋に染み付いた生活臭やペット臭、タバコの臭いなどがエアコン内部に吸い込まれ、フィルターや内部パーツに付着。これらのニオイがエアコン内部で蓄積し、冷暖房と一緒に吹き出されることで、部屋全体に嫌なニオイが充満してしまうのです。
また、エアコン内部は、湿度が高く、温度変化も激しい環境です。カビにとってこれほど好条件な場所はありません。エアコン内部にカビが発生すると、カビ臭い嫌な臭いが発生します。とくに、冷房運転するときに発生する結露は、カビ発生の温床となります。

これらのニオイを放置すると、エアコンの効きが悪くなったり、健康被害に繋がる可能性も。快適な空間を守るためにも、エアコンのニオイ対策は重要です。

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部屋のニオイ

私たちは、毎日さまざまな臭いを発生させています。料理の香り、ペットの体臭、タバコの煙、汗のニオイなど、部屋にはさまざまなニオイがこもりやすい環境です。
エアコンは、室内の空気を吸い込んで冷暖房を行い、再び室内に送り出す構造になっています。そのため、さまざまなニオイがエアコン内部に吸い込まれ、フィルターや内部パーツに付着します。

食品のニオイ
調理中に発生する油や焦げ臭いニオイは、エアコン内部に付着しやすく、時間が経つと酸っぱいニオイに変化することがあります。

汗のニオイ
夏場はとくに、汗のニオイが部屋にこもりやすいです。汗のニオイは、アンモニアや酸性の成分が含まれており、エアコン内部でカビの発生を促進する原因にもなります。

タバコのニオイ
タバコの煙は、強烈な臭いを発生させ、エアコン内部に付着しやすいため、なかなかニオイが取れません。

ペットのニオイ
ペットの体臭や毛のニオイは、部屋にこもりやすく、エアコン内部に付着することでニオイが強くなります。

カビのニオイ

エアコンから発生するニオイのもう一つの原因は、「カビ」です。カビは湿度の高い環境で繁殖しやすく、エアコン内部はまさにカビにとって好条件な場所。
エアコンのフィルターは、室内の空気を吸い込む際に、ホコリや汚れを取り除く役割を果たしています。しかし、フィルターが汚れていると、ホコリや汚れがフィルターに蓄積し、カビの栄養源となってしまいます。
フィルターは2週間に1回程度、掃除機で表面のホコリを吸い取り、水洗いしましょう。
冷房や除湿運転時には、室内機の熱交換器(フィン)から結露水が発生します。この結露水が熱交換器に溜まり、カビが発生する原因に。
ドレンホースは、熱交換器で発生した結露水を室外へ排出する役割を果たしています。しかし、ドレンホースの先が排水溝などに浸かってしまっていると、排水溝の臭いがホースを伝って室内にあがってきてしまうことがあります。ドレンホースの先が排水溝などに浸かっていないことを確認しましょう。ドレンホースが詰まっていないか定期的に確認し、必要であれば掃除をするのがオススメです。また、ドレンホースにドレンホースキャップという虫などの侵入を防ぐキャップを取り付けるのも効果的。
どんなにお手入れしてもカビ臭いニオイが発生する場合は、エアコン内部にカビが発生している可能性があります。

エアコンのニオイの対策

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エアコンが臭う原因が分かりました。それではニオイ対策はどのようにすべきか確認してみましょう。

エアコンに汚れやホコリがついていると、それをエサにカビが発生して、ニオイだけでなくアレルギーなどの健康被害の可能性があるため、汚れやホコリを溜めないことが大切です。
エアコンの吹き出し口やフィルターは、定期的に掃除しましょう。

エアコンの吹き出し口を掃除する

エアコンの吹き出し口は、カビが発生しやすい場所の一つ。カビが発生すると、カビの胞子が部屋中に飛散し、健康被害の原因となる可能性があります。 エアコンの吹き出し口は定期的に掃除することが重要です。エアコンの吹き出し口は、2週間に一度程度掃除することをオススメします。

掃除の手順
 1.エアコンのコンセントを抜く。
 2.吹き出し口を手で開ける。
 3.薄めた中性洗剤をタオルにしみこませて、吹き出し口の内側を拭く。
 4.水で濡らして固く絞ったタオルで、吹き出し口の内側を拭き上げる。
 5.コンセントを入れて送風にして、吹き出し口を完全に乾燥させる。

掃除をする前に、必ずエアコンのコンセントを抜いたことを確認して掃除をしましょう。洗剤が残っていると、エアコン内部の故障の原因となる可能性があります。水拭き後には、必ず水拭きをしてください。
吹き出し口以外にも、エアコン内部にはカビが発生しやすい場所があります。自分で掃除するのが難しい場合は、専門業者にエアコン内部クリーニングを依頼することもオススメです。

エアコンのフィルターを掃除する

エアコンのフィルターは、室内の空気を吸い込む際に、ホコリや汚れを取り除く役割を果たしています。フィルターが汚れていると、以下の問題が発生します。

 ・エアコンの効きが悪くなる
 ・電気代が上がる
 ・カビやダニなどの発生原因となる
 ・部屋の空気が汚れる

エアコンのフィルターは定期的に掃除することが重要です。
エアコンのフィルターは、2週間に一度程度掃除することをオススメします。

掃除の手順
 1.エアコンのコンセントを抜く。
 2.エアコンの前面パネルを開ける。
 3.フィルターを取り出す。
 4.掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取る。
 5.汚れがひどい場合は、フィルターを水洗いする。
 6.フィルターを完全に乾燥させる。
 7.フィルターをエアコンに取り付ける。

フィルターは水洗いできます。ただし、熱風や直射日光で乾燥させると変形する可能性があるため、陰干しで完全に乾燥させましょう。フィルターが破損していたり、汚れがひどい場合は、新しいフィルターに交換しましょう。

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エアコンクリーニング専門業者に頼む

エアコンの掃除をしてもニオイが消えない場合や、自分でエアコンを触ることに不安がある場合は、無理せず、エアコンクリーニング専門業者に依頼することもオススメです。エアコンクリーニング専門業者は、エアコンの構造や汚れの種類を熟知しており、専用の機材を使ってエアコン内部を徹底的に洗浄することができます。また、エアコンクリーニング専門業者に依頼すれば、掃除の時間を他のことに使うことができます。
エアコンクリーニングは、定期的に行うことをオススメ。エアコンの使用頻度や汚れ具合にもよりますが、1〜2年に一度程度クリーニングすると良いでしょう。

エアコンのニオイを発生させないためには

エアコンのニオイを発生させないために事前にできることがいくつかあります。どんなことをすればニオイの発生を抑えることができるのか確認してみましょう。

換気をする

エアコンのニオイを発生させないためには、部屋の空気を清潔に保つことが重要です。そのためには、定期的に換気を行うことが効果的。部屋のニオイが染み付くと、エアコンが吸い込んで内部に蓄積し、ニオイの原因となります。換気をすることで、部屋の臭いを外に排出することができます。
また、カビは湿度の高い環境で繁殖しやすいため、換気をすることで室内の湿度を下げ、カビの発生を抑制することも。
最も手軽な換気方法は、窓を開けて換気することです。雨風が強くて窓を開けられない日を除き、毎日朝晩に窓を開けて換気しましょう。窓を開けにくい場合は、扇風機や換気扇を使って換気をすることができます。扇風機は、窓と反対方向に向けて設置することで、室内の空気を効率的に循環させることができます。換気扇は、キッチンや浴室などの換気扇を活用しましょう。
エアコンの送風運転を使うと、エアコン内部の空気を循環させることができます。エアコン使用後に送風運転を行うことで、内部の水分を乾燥させ、カビの発生を抑制することができます。
窓を開ける際は、虫やネズミなどが侵入しないように、網戸にしておくのがオススメです。
換気は、エアコンのニオイを発生させないために、また、健康的な生活を送るために重要です。毎日こまめに換気を行い、部屋の空気を清潔に保ちましょう。

エアコンの上部を掃除する

エアコンは上部から空気を取り込むため、そこにホコリが溜まっているとカビの原因となります。エアコンのホコリはハンディモップなどで取り除いて常にきれいにしておきましょう。

室内のホコリを掃除する

エアコンは、室内の空気を吸い込んで冷暖房を行うため、室内が汚れていればいるほど、エアコン内部にホコリが溜まります。ホコリはカビやダニなどの発生原因となり、エアコンのニオイの原因となります。

エアコンからの臭いを発生させないためには、エアコン本体だけでなく、室内のホコリを溜めないことも重要です。
掃除機は、床や家具の表面に溜まったホコリを掃除するのに効果的。人の動きがなく、ホコリが下に溜まっている朝起きたときや、仕事から帰ってきたときにかけると効率よく掃除できます。
天井や壁の高い場所のホコリは、ハタキを使って掃除しましょう。掃除機や雑巾では届かない場所のホコリを落とすことができます。
また、空気清浄機を使うのも効果的です。空気清浄機は、室内の空気中に漂うホコリをキャッチすることができます。エアコン使用前に空気清浄機を運転しておくと、エアコン内部にホコリが溜まるのを防ぐことができます。

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冷房・除湿の使用後は内部クリーンする

エアコンの冷房・除湿運転を使用すると、室内機の内部に結露が発生します。結露はカビの発生原因となるため、エアコン内部を乾燥させてカビの発生を防ぐことが重要です。多くのエアコンには、内部クリーン機能が搭載されています。内部クリーン機能は、冷房・除湿運転後に自動的に内部を乾燥させる機能です。内部クリーン機能を使って、結露を抑制し、カビの発生を防ぎましょう。
内部クリーン機能がないエアコンの場合は、冷房・除湿運転後に1時間以上の送風運転を行うことで、内部を乾燥させることができます。

エアコンを使用しない期間にもたまに動かす

エアコンを使わない期間であっても、内部にはホコリが溜まります。カビの発生を防ぐために、月に2度ほど送風運転をして内部のカビを発生させないようにしましょう。

消臭剤でニオイを消す

瞬間消臭スプレー

エアコンのニオイを発生させないためには、エアコン内部の清潔を保つことが重要ですが、すでにニオイが発生してしまった場合は、 消臭剤を使ってニオイを消すことも有効です。
部屋の換気をして空気を入れ替えるとともに、消臭剤を置いて不快なニオイを解消できる状態にしておくと、エアコンに嫌なニオイが染み付くのを防ぎ、ニオイの発生を抑制することができます。
エアコンの吹き出し口や吸い込み口付近など、空気の通り道に消臭剤を置くことで、部屋全体に消臭効果が広がります。
芳香剤を置く場合は窓辺に置くと、風とともによい香りが部屋に運ばれますが、エアコンの送風口に置くと強い風当たりで必要以上に香りが広がり不快になる可能性も。消臭剤を選ぶときは無臭タイプがオススメ です。

エアコンのニオイにサヨナラ!消臭剤で叶える快適空間

消臭剤一覧画像

エアコンをつけると、カビ臭いニオイやホコリ臭いニオイがして不快に感じたことはないでしょうか?せっかく涼しい部屋で過ごしたいのに、ニオイが気になるのは嫌ですよね。

エアコンのニオイは、カビやホコリ、ダニなどの汚れが原因です。これらの汚れは、エアコン内部に溜まり、風に乗って部屋に拡散されます。
エアコン内部の汚れを掃除することで、ニオイの原因を根本から解決することが可能。自分で掃除することもできますが、エアコンクリーニング業者に依頼することをオススメします。

エアコン本体のお手入れに加え、消臭剤を活用することで部屋全体のニオイ対策に繋がります。
さまざまな種類の消臭剤が販売されていますが、エアコンのニオイには無臭タイプの消臭剤がオススメです。
無臭タイプの消臭剤は、香料で臭いを隠すのではなく、ニオイの原因となる物質を分解して消臭します。そのため、香りに敏感な方や、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。
ハルの消臭剤は、100%植物由来の消臭成分で安心してニオイ対策が可能です。また、置き型消臭剤だけでなく、スプレータイプの消臭剤やゲルタイプの消臭剤もあり、お家のさまざまな場所で活躍します。
置き型消臭剤はお部屋に置いておけば、24時間消臭成分が放出され持続的にニオイ対策ができる商品です。さらに消臭スプレーを併用すればよりニオイ対策に効果的。カーテンやソファなどの布製品には除菌消臭ミストがオススメ。来客の前は瞬間消臭スプレーを噴霧して家じゅう丸ごと消臭できます。

ハルの消臭剤で快適な真無臭ライフをお過ごしください。

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