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公開日:2024.12.20 / 最終更新日:2024.12.20

ヤモリのニオイが気になる!ニオイ対策にオススメの消臭剤は?

ヤモリニオイ対策アイキャッチヤモリが家にいると、幸運が訪れるという言い伝えがあります。しかし、一方で「ヤモリのニオイが気になる」という声も少なくありません。フンや尿、生餌のニオイなど、ヤモリの飼育環境ではさまざまなニオイが発生します。
そこで今回は、ヤモリのニオイ対策にオススメの消臭剤と効果的な使い方について詳しく解説。無香料タイプの置き型消臭剤、天然成分の爬虫類専用消臭剤など、ヤモリに安全な消臭剤選びのポイントも紹介します。
掃除や換気などの基本的なニオイ対策に加えて、消臭剤を活用することで、ヤモリと快適に暮らすことができます。この記事を読めば、ニオイの悩みを解決し、ヤモリとの暮らしをより楽しめるようになるでしょう。

ヤモリのニオイの原因は?

ヤモリ

いったい、ヤモリのニオイはどこから発生するのでしょうか?フン、尿、生餌…考えられる原因はいくつかあります。
ヤモリのニオイの原因を徹底解剖!ニオイ対策のポイントも解説します。

ヤモリはニオイが無い?

結論から言うと、 ヤモリは本来ほとんどニオイがありません。ヤモリに限らず爬虫類は汗腺や体毛を持たず、脱皮を繰り返すため、体臭がほとんど発生しないのです。

日本では、民家に棲みついてよく見かけるヤモリは「ニホンヤモリ」と呼ばれています。近年、都市化の影響で生息地が減少しており、複数の都道府県でレッドリストに指定されています。

ニホンヤモリはペットショップでは入手が難しく、現在日本で飼育されているヤモリは外国産のものが主流です。人気のある種類としては、レオパード・ゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)、トッケイ(オオヤモリ)、オウカンミカドヤモリ(クレステッド・ゲッコー)などが挙げられます。

ヤモリのフンが原因

ヤモリのエサ
ヤモリは基本的に、生きている昆虫や蜘蛛などの虫を食べる肉食動物です。死んだ虫には興味を持たず、具体的なエサとしてコオロギやデュビア、ハニーワーム、ミルワームなどがあります。
肉食動物は脂肪やタンパク質を消化するための消化酵素が多いため、糞には未消化の脂肪やタンパク質が多く含まれます。これらの成分が腐敗することで、強いニオイが発生するのです。

ヤモリは小型の動物であり、フンの量も少ないように思えます。しかし、昆虫を主食としているため、体内に多くの水分を含んでいます。そのため、フンは水分が多く、量も多いのが特徴です。
ヤモリは体臭がほとんどないため、フンによるニオイがとくに目立ちます。さらに、ヤモリは同じ場所で繰り返しフンをする習性があるため、ニオイが集中してしまいます。

床材にフンのニオイが残る

フンには未消化の脂肪やタンパク質が多く含まれています。これらの成分が腐敗することで、強いニオイが発生するのです。
ヤモリのケージや水槽の床材に、敷砂やウッドチップなどを敷いている場合は、掃除が行き届いていないと、フンが床材に残り、悪臭となる可能性があります。
床材は、ヤモリのフンが目立ちやすい明るい色を選びましょう。また、フンが固まりやすく、掃除しやすい素材を選ぶのもオススメです。

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ヤモリのニオイの対策は?

ヤモリのニオイが気になる場合は、掃除や換気消臭剤などの対策が有効です。
しかし、ヤモリはデリケートな生き物なので、使用できる消臭剤や掃除方法は限られます。
今回の記事では、ヤモリにも安全なニオイ対策を徹底解説!オススメの消臭剤や掃除方法、換気のポイントなどをご紹介します。
ヤモリとの快適な暮らしを実現するために、ぜひ参考にしてください。

毎日換気する

ヤモリは昆虫食であり、糞には餌となる昆虫のニオイが残ります。また、オスのヤモリは繁殖期になると、縄張り主張のためにマーキング行動を行います。このマーキング液には独特のニオイがあり、これがヤモリのニオイの原因となることも。

これらのニオイを溜めないために、毎日換気を行い、部屋の空気を入れ替えることが重要です。
ヤモリにとって適温は18~30℃くらいで寒さに弱いため、冬の寒いときは部屋の温度を下げ過ぎないように気をつけて換気をする必要があります。
また、部屋を換気する際は、必ず網戸にするなど、ヤモリが間違っても家の外に脱走しないよう細心の注意を払って行いましょう。

ヤモリのフンをすぐに片付ける

ヤモリのフンは、未消化の脂肪やタンパク質が多く含まれているため、腐敗すると強いニオイが発生します。フンを見つけたら、すぐに片づけて、ニオイの発生を抑えましょう。

また、フンを放置すると、床材に染み付いてしまうことがあります。床材に染み付いたニオイは、掃除してもなかなか取れず、ヤモリの飼育環境を悪化させてしまいます。
フンは、ティッシュやキッチンペーパーなどで包んで捨てましょう。水で洗い流すこともできますが、ニオイが染み付いてしまう可能性があるため、水拭きは避けましょう。

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生餌の食べ残しに気を付ける

ヤモリは基本的に、生きている昆虫や蜘蛛などの虫を食べる肉食動物です。ヤモリは常に食べ続けるわけではなく、満腹になると食べ残してしまうことがあります。食べ残された生餌は、ケージ内で死骸となり、ツンとしたニオイを発生させるのです。

ヤモリの食欲に合わせて、適切な量の生餌を与えるようにしましょう。食べ残しが発生しないように、少しずつ与えて様子を見るのがオススメです。生餌は、新鮮なものを与えましょう。死んだ昆虫を与えると、ヤモリが食べないだけでなく、フンのニオイが強くなる原因にもなります。
また、餌の食べ残しが床に落ちている場合は、すぐに掃除しましょう。食べ残しが腐敗すると、ニオイがさらに強くなります。
ヤモリはエサを捕食する際に、生餌を逃してしまうことがあります。食べ残しだけでなく、部屋の隅々まで掃除を行い、生餌の死骸を見つけて取り除きましょう。

ケージや水槽を掃除する

ヤモリのケージや水槽はフンや尿、餌の食べ残しなどによって汚れやすくなっています。これらの汚れは、ニオイの原因となるだけでなく、ヤモリの健康にも悪影響を与えます。
そのため、ケージや水槽を定期的に掃除し、清潔な環境を保つことが重要です。
ケージや水槽の掃除は、1ヶ月に1度くらいの頻度で行うのがオススメです。床材は、汚れ具合を見て交換しましょう。

床材の種類によって、掃除の頻度や方法は異なります。

  • キッチンペーパー:キッチンペーパーは、汚れが目立ちやすく、交換が簡単なので、掃除が楽になります。
  • 砂利:砂利は、汚れが溜まりやすく、掃除が大変です。水洗いできるものもありますが、完全に汚れを落とすのは難しいので、定期的に交換する必要があります。
  • ウッドチップ:ウッドチップは、水洗いできないので、汚れが目立ってきたら交換する必要があります。
    ヤモリは、小さな隙間でも通り抜けてしまうことがあります。掃除しているときにヤモリが脱走しないよう注意しましょう。

ヤモリにオススメの消臭剤は?

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ヤモリを飼育している部屋には、置き型の無香料消臭剤がオススメです。ヤモリは嗅覚が鋭いため、香料付きの消臭剤は避けましょう。近年では、爬虫類専用の消臭剤も販売されています。天然成分で作られているものを選びましょう。
ヤモリの飼育環境を清潔にしても、ニオイが気になる場合は、消臭剤の数を増やしたり置き場所を工夫する必要があります。

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消臭剤は、以下の場所に設置するのがオススメです。

  • 風の通り道
  • ヤモリのケージや水槽のそば
  • ニオイが気になる場所

ヤモリと快適に暮らすために!ニオイ対策にオススメの消臭剤

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ヤモリのニオイは、フンや尿、生餌など、さまざまな原因で発生します。ニオイが気になる場合は、掃除や換気、消臭剤などの対策が有効です。

ヤモリは嗅覚が鋭いため、香料付きの消臭剤は避け、無香料タイプ消臭剤を使用しましょう。
ハルの消臭剤は100%植物由来の消臭成分で安心してお使いいただけます。
さらに、消臭効果も辛口批評で有名な雑誌「MONOQLO」で5年連続ベストバイを受賞しお墨付き!

ハルの置き型消臭剤を使って快適な真無臭空間を楽しみましょう。
ヤモリと快適に暮らすためにハルの消臭剤を使ってみませんか。

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