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公開日:2022.05.31 / 最終更新日:2024.07.30

ニオイ対策

消臭のプロが教える!梅雨の洗濯物が臭くならない方法!

梅雨の洗濯物の乾かし方のコツは?湿度と風の動きを意識しよう

雨の日が続く梅雨に洗濯物を部屋干しすると、嫌なニオイがして困ったことはありませんか?

天気の悪い梅雨の日は、外に干しても気になるニオイがすることがあります。

でも梅雨どきの洗濯物のニオイは原因を知って上手に対策すると、防ぐことができます。

ここでは、以下2点を紹介します。

  • 梅雨の洗濯物が臭う理由
  • 梅雨の洗濯物の乾かし方

じめじめした季節も、ニオイの気にならない服で気持ち良く過ごしましょう。

梅雨の洗濯物が臭ってしまう理由

洗濯機に柔軟剤を入れる様子

梅雨は部屋干しの機会が増え、雨が降っていない日に外へ干しても生乾きになるときがあります。

これは梅雨が他の季節に比べて湿度が高く、雑菌の繁殖しやすい気候だからです。また、洗濯物が完全に乾くまでに時間がかかることも影響しています。

梅雨の洗濯物が臭くなる主な理由を詳しく確認していきましょう。

気温・湿度が高い

梅雨の気候は、気温20~30℃、湿度70~80%以上の高温多湿の状態です。カビや雑菌の繁殖しやすい環境のため、濡れた洗濯物で増えて嫌なニオイがしやすくなります。

洗濯物が十分洗えていないとカビや雑菌のエサになり、繁殖してニオイが悪化してしまいます。

冬の雨が降った日も洗濯物は乾きにくいですが、気温が低いため嫌なニオイはほとんどしません。低い気温は、カビや雑菌の活動を鈍くし繁殖しにくくさせます。

洗濯物が乾くまでに時間がかかる

梅雨は外干しできず、部屋干ししてもなかなか乾かないので、洗濯物は嫌なニオイが発生しやすいです。

洗濯物が濡れたまま5時間以上たつと、雑菌の繁殖がどんどん進み、ニオイの元となる代謝物が増えてしまいます。雑菌を増やさないためにも、洗濯物はできるだけ早く乾かしましょう。

「部屋干しすると、いつも嫌なニオイがする……」と悩んでいる方は、洗う前や干す前に対策することで、ニオイの発生を防げます。以下で詳しく紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

衣類用柔軟剤商品ページ

梅雨の洗濯物の乾かし方に関するポイント

梅雨の洗濯物のニオイを防ぐためには、5時間以内に乾燥させることが重要です。

ここでは洗濯物が乾きにくい梅雨の時期でも、効率よく乾かす4つのポイントをご紹介します。

  • 除湿機・エアコンで湿度を下げる
  • 扇風機・サーキュレーターで風をあてる
  • 干し方を工夫する
  • 洗濯機の乾燥機能を使う
しんむー
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どれもご家庭にあるものを使って簡単に始められるので、早速取り組んでみてくださいね!

除湿機やエアコンで湿度を下げる

除湿機を使用して衣類を乾燥させる様子

除湿機の除湿機能を使うと、室内の空気が乾燥して洗濯物が乾きやすくなります。除湿機から出る風が洗濯物にきちんと当たるように、場所を確認しましょう。

除湿機の代わりにエアコンの除湿機能でも、室内の湿度を下げられます。エアコンの場合、27℃前後に設定しましょう。気温があまり変わらなくても、湿度が低くなるだけで洗濯物がグッと乾きやすくなります。

また、室内で除湿機やエアコンをかけながら洗濯物を乾かす場合、干す場所はできるだけ広いほうがよく乾きます。お風呂場で干している方はリビングで干してみると良いでしょう。

扇風機やサーキュレーターで風を当てる

扇風機の風を衣類に当てて乾燥させる様子

住まいによって窓があけられない・風通しが悪い場合は、扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。

除湿機やエアコンと併用することで、乾燥した風をまんべんなく行き渡らせることが可能です。

扇風機の風は強くなくても良いので、首振り設定にし、全体に風が送れるようにしましょう。

また、洗濯物は水分が蒸発することで乾くため、湿度が低い状態の風を送ることで早く乾きます。湿気がたまりやすい下のほうに風を送ることで、洗濯物の下側も乾きやすくなります。

干し方を工夫する

衣類を干す様子

梅雨の時期に洗濯物を干す環境に加えて、干し方も工夫しましょう。同じ環境でも干し方を変えることで、乾くまでの時間に差が出ます。

干し方で工夫すると良い3つのポイントは、以下になります。ぜひ取り入れてみてくださいね。

  • 衣類の間隔を開けて干す
  • アーチ型で干す
  • 裏返して干す

衣類の間隔を空けて干す

干した洗濯物に風が当たることで、水分は空気中へ蒸発します。近づけて干してしまうと、風が当たりにくくなってしまうため、できるだけ間隔を開けて干しましょう。15センチを目安に洗濯物同士を離して干してください。

洗濯物同士を離すだけでなく、一つひとつの洗濯物もできるだけ広げて、重なる部分をなくします。例えばタオルは二つ折りにするのを避け、靴下は口部分が開くようにひとつずつ干しましょう。

アーチ型で干す

アーチ干しとは角型の小物干しを使って、端は長いもの、中央は短いものになるよう長さの順に干す方法です。横から見たときアーチ型になるやり方で、風通しが良くなり洗濯物が早く乾きます。

同じ角型の小物干しを使っても、中央が長くなる干し方や長さがばらばらの状態の干し方をしてしまうと、風通しが悪くなり、乾燥までに時間がかかります。

むっしゅー
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厚手の服など乾きにくいものを外側へ干すこともおすすめ!

裏返して干す

ズボンのポケットやファスナーなど、生地が重なって乾きにくい部分のある服は裏返して干しましょう。ズボンの場合、はき口が開くようにピンチでとめて、つるし干しすると乾きやすくなります。

洗濯機の乾燥機能を使う

衣類を乾燥機から取り出す様子

乾燥機能付き洗濯機の場合、梅雨の間だけ乾燥機能を使うこともおすすめです。ヒーター式の洗濯機は高温で乾燥させるため、嫌なニオイの予防にもつながります。

自宅の洗濯機に乾燥機能がない場合は、コインランドリーの乾燥機を使いましょう。業務用の乾燥機は一度に乾かせる量が大きく、たまった洗濯物を一度に片付けられるメリットもあります。

衣類用柔軟剤商品ページ

【まとめ】梅雨の部屋干しのコツをつかんで上手に洗濯物を乾かそう

湿度が高く雑菌の繁殖しやすい梅雨ですが、洗濯物の干し方次第で雑菌の増殖を防ぎ、嫌なニオイを抑えます。コツを知って実践すれば、じめじめした季節でも、気持ち良く洗濯物が片づきます。

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