消臭剤として消臭ビーズを使いたいけれど、どんな種類のものを使ったらいいのか迷ってしまった経験はありませんか?
利用する場所や効果、好みを考慮して、最適な消臭ビーズを選ぶようにしましょう。今回は消臭ビーズの種類や特徴について皆さんにご紹介します。
Contents
種類で選ぶ消臭ビーズの違いとは
容量、香料の有無など、消臭ビーズはメーカーや商品によって異なります。利用する部屋の広さや使用環境を考えることが商品選びの基準になります。
ビーズの容量
まずは商品選びの際、ビーズの容量に着目しましょう。
ニオイが気になる場所の広さや部屋の状態によって、適した容量が異なります。一般的には大きい容量のものはリビングや寝室、小さいものは靴箱やトイレ、車など、狭くて密閉された空間に使うのがオススメです。
消臭ビーズの容量・使用量が明らかに足りない状況では、期待された効果を導くことはできません。
そのような環境で「効果がまったくなかった」と判断されることもあります。当社・他社を含めた、どの消臭ビーズを使うにしても、ニオイを消したい場所に必要な量を必ず置くようにしましょう。
香料の有無
消臭剤には、無香料と香り付きの2種類があります。消臭ビーズは無香料タイプのものが多いですが、香りを楽しみたいという方には、芳香タイプのものを選ぶのも1つの考え方です。
嫌なニオイだけ消してくれる無香料タイプ
香りが付いていない無香料タイプは、家族に香りが苦手な方がいても使えたり、利用する場所やシーンを選ばないので使いやすいです。
冷蔵庫など絶対に香りをつけたくない場所は、無香料タイプが適しています。香料の成分に気を使う必要もないので、安心して使うことができます。
香り付きの芳香タイプ
香り付きの芳香タイプは、ニオイ成分を香り成分で包み込むことでイヤなニオイを感じさせにくくします。
香料が含まれているため、同じ家庭内でも香りの嗜好性が違ったり、気分が悪くなることもあり、人が集まる環境での使用は難しいですが、個人的な環境で好みの香りを見つけた場合に使うのは悪いことではないでしょう。
他にも注目したい消臭ビーズの種類
容量や香料の有無のほかに、少しマニアックですが粒の大きさや消臭成分の違いで選ぶ方法もあります。商品選びの選択肢を広げることが可能です。
粒の大きさ
メーカー共通で基準となる大きさはありますが、メーカーごとにビーズのサイズは異なります。
この違いは、2点の理由があります。
1点目は消臭ビーズの原料の吸水性ポリマーのもとの大きさ自体の違い、2点目はビーズに染み込ませる消臭液剤の違いによるもの。
消臭液剤の成分の違いで、ビーズの膨らみ方が異なるため、同じ吸水性ポリマーを使っていてもサイズが変わることがあります。
最近は使用するメーカーが減ってきましたが、粒が小さい製品は、詰め替え時に容器にこびりつきので少し注意が必要です。
消臭成分の違い
ビーズに含まれている消臭成分は、メーカーや商品によって異なります。
一般的に市販されている消臭ビーズは空気中に蒸散しない成分を使用していることが多く、悪臭とビーズ表面に存在する消臭成分を接触させることでニオイ成分を取り込む仕組みになっています。
空気より重い悪臭成分をキャッチするため、なるべく床の近くに置いて使う方が効果が現れやすいです。
一方、ハル・インダストリの消臭ビーズは、100%植物由来の消臭成分を使用。空気に触れることで消臭成分が拡散し、悪臭を中和・分解します。
部屋全体に消臭成分行き渡ったほうが消臭効率が良いので、置き場所はなるべく高いところに置いた方がよいとご案内しています。(低いところに置いても十分効果はあるので、あくまでも”なるべく”で大丈夫です。)
100%植物由来の消臭成分から作られていて、冷蔵庫の中で使っても食品に悪影響を及ぼす心配がなく、安全にご使用いただけます。
【関連ページ】
消臭ビーズの仕組みを徹底解説!ニオイが消えるのはなぜ?
ハル・インダストリの消臭ビーズの種類
ハル・インダストリでは、使用場所によってサイズを選べるほか、消臭効果を促進させる装置もあります。
広い部屋や長く使いたい方向けの大きなサイズ
消臭ビーズ600gは、居室・リビングなど広い部屋での使用に向いています。
大容量タイプは長く使いたい方にも向いています。消臭ビーズ600gは、8-10畳の部屋で3~4ヶ月ほどご使用いただけます。
消臭ビーズは、なるべくニオイの発生源の近くに置くのが効果的です。リビングなどの広いスペースには、カーペットやソファ、ペットなど、さまざまなニオイの発生源が点在しているので、まずは広さに応じて消臭ビーズ600gの設置数を決めるとよいでしょう。
コンパクトな空間にぴったりの小サイズ
消臭ビーズ140gは、靴箱やトイレのほか、車、冷蔵庫など狭くて密閉された空間に適しています。
服をかけるクローゼットの中にも入れておくと、外から持って帰ってきたニオイも有効でしょう。
消臭効果を促進するタイプの装置
エアソフィアベースのような消臭効果促進装置を使うと、消臭効果をさらに高めることができます。エアソフィアベースはコンセントに接続し、ヒーターで加熱することで、消臭成分の拡散を促す電気加熱式の装置です。
エアソフィアベース1台でビーズ600g5つ置いたのと同等の効果を引き出します。
また、BF600のような消臭ビーズ600gに取り付けるファンも効果を促進させる装置のひとつ。消臭ビーズ600gと併せて利用することで、消臭成分の空間放出量が増え、消臭効果が部屋の隅々まで行きわたります。
BF600の取り付けで、ビーズ600gを3つ置いたのと同等の効果を引き出します。
ニオイの程度に応じて、エアソフィアベースやBF600をご利用ください。
ペットをお飼いの方はハル消臭剤を上手に活用している「ハルマイスター」の皆さんの使い方をを参考にどうぞ。
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消臭ビーズは本体と詰め替え用どちらがお得?
ビーズが小さくなり有効使用期間が近づいた場合、新しいビーズを詰め替える必要があります。消臭ビーズには本体と詰め替え用の2つのタイプがあるので、容器の状態を確認して選ぶようにしましょう。
買ってすぐに使える本体
本体タイプの場合、消臭ビーズの中身入りなので買ってからすぐに使うことができます。詰め替えの手間もないため、簡単です。
また容器は洗えば何度もくり返し使えますが、汚れや傷などが目立つように感じたら、容器を新しくするようにしましょう。
初回購入はハル・インダストリ公式オンラインショップ限定「お試し5点セット」がお得です。
大容量でお得な詰め替え用
消臭ビーズの2回目以降のご購入は詰め替え用がオススメです。容器のサイズにあった「消臭ビーズ詰め替え用 1kg」、業務用でも提供している大容量タイプの「消臭ビーズ詰め替え用 4.0kg」もあります。
複数箇所に消臭ビーズを置きたい場合は、詰め替え用4.0kgと空容器がお得なセットになった「消臭ビーズ詰め替え用4.0kg 空容器セット」で、自宅のいろいろな場所をカバーすることができますよ。
消臭ビーズは専用の容器に入れよう
ビーズを詰め替える際は、ビーズがこぼれ落ちないように気をつけてください。消臭ビーズは基本的に無害ですが、乳児幼児やペットが誤飲してしまう可能性があるので注意が必要です。
専用の容器はビーズがこぼれ落ちないように設計されていますが、別の容器に入れるとこぼれてしまう原因となります。
また、他社の消臭ビーズを混ぜて使うのもやめましょう。液剤特性が異なるので消臭効果を発揮できなくなる可能性もあります。必ず同じメーカーの詰め替え用消臭ビーズを使いましょう。
【まとめ】目的に合わせて消臭ビーズを選ぼう
消臭ビーズを選ぶ際には、サイズや香りの有無などに違いがあります。使いたい部屋の広さや消したいニオイの程度によって、適したものを選ぶようにしましょう。
交換時期がきたら本体ごと取り換えるか、もしくは詰め替え用を購入し、消臭ビーズを新しくして使うようにしてください。