【商業施設の従業員休憩室】シャワー機の導入で従業員の快適性と顧客満足度が向上

まず御社の事業内容についてお聞かせ下さい。

松本：私たちは商業施設の運営を担当している企業です。基本的には親会社などが所有する施設の運営を行っています。一番わかりやすい例を挙げると、横浜駅の駅ビルであるJOINUSや、グループの相模鉄道の各駅の商業施設などを手がけています。

普段されているお仕事についても教えてください。

松本：私は管理担当の職務に従事しています。主に清掃や警備、そして設備のメンテナンスなどを担当する部署に所属しています。

実際に管理を担当されている中で、シャワー機を導入する前に抱えていた悩み事や要望はありましたか?

松本：従業員休憩室には喫煙室が設置されていますが、店頭に立つスタッフの方々がタバコのニオイを気にしているという課題がありました。これまでは市販のスプレーで対応してきましたが、完全に消えているのかといった疑問も生じており、昨今タバコに対する見方が厳しくなっている中で、そのニオイ対策が課題となっていると考えています。

健康増進法における受動喫煙防止対策

世の中でもタバコの吸える環境が絞られているというところに大きく影響を受けたという認識ですか?

松本：そうですね。やはり、世間一般の方のタバコに対する見方が厳しくなっているのですが、スタッフの中でタバコが好きな方もいるため、従業員専用の喫煙室も結構混んでいます。また、スタッフが店頭に立つとタバコのニオイがしていると、お客様から嫌われてしまうこともあるので、これまではハンディータイプのミストスプレーで対応していました。

導入するに至った動機と経緯についてお聞かせください。

松本：導入の動機は、地下2階のお客様向け喫煙室に大型のシャワー機を設置したことでした。利用者から「喫煙後のニオイを取ることができて、快適だ」という声が寄せられ、それを受けて従業員用の導入も検討しました。

しかし、大型のシャワー機はスペースを大きく取るため、従業員用の採用は難しい状況でした。その後、ハルさんから発売された小型のシャワー機を知り、Liteタイプは大型と比較してサイズが小さく、スペースの問題を解消できると判断し、二箇所で導入を決定しました。

また、ウイルスの不活性化効果も認められており、2020年のコロナウイルスが大流行した際には、消臭だけでなく、除菌効果も発揮しました。

Liteタイプの導入による効果について教えていただけますか？

松本：Liteタイプは、従業員用の喫煙所横と休憩室に設置しました。従業員は自由に利用することができ、リピートする人が次第に増え、今では1日170回程度利用されています。Liteタイプを導入したことで、従業員の快適性とお客様へのサービスが向上したと考えています。

他社製品と比較などをされましたか？

松本：他社製品との比較は行いませんでした。実際に横浜ランドマークタワーで導入されているシャワー機を視察に行って、喫煙所を利用するほとんどの方がシャワー機を活用している様子を確認し、それを受けてテスト設置を決定しました。

今後の展開について

シャワー機の導入先になると思われる所を教えてください。

松本：やはりタバコを吸う場所があるところが一番良いと思います。オフィスビルには喫煙室があると思いますので、ビル関係が適していると考えます。また、除菌の目的で病院なども良いかもしれません。

松浦：貴重なご意見ありがとうございます。 温浴施設では、除菌をメインにシャワー機を導入いただいている施設もありますので、その取り組みを広げていきたいと考えています。

最後に御社の今後の展望について教えてください。

松本：神奈川県内中心の展開から、東急線やJR線の直通が始まったことを受け、都内への進出を検討しています。商業施設だけでなく、オフィスビルの管理も手がけ、事業領域の拡大も計画しています。