オフィスビルのニオイ問題。 ビルの運営・管理と入居者満足度向上に向けた取り組み

貴社が取り組む事業について改めてお聞かせください。

鈴木：弊社は三菱地所や他のオーナー様が所有しているオフィスビルや商業施設等の物件の運営・管理業務を行っており、海外物件含め各所で事業展開をしています。

日常の業務内容についてもお聞かせください。

鈴木：私達は丸の内二丁目ビルの営業担当として、主にビルの入居テナント様の窓口担当として日常的なビルへのお問い合わせ対応はじめ、賃貸借契約に関わる手続きや各種工事の手配、各種相談事項への対応等幅広く対応しています。

弊社へお問い合わせをいただいた経緯をお聞かせください。

鈴木：以前から弊社の運営・管理物件にてHAL・SHOWERの導入実績を聞いており、御社の製品を把握していました。その後、入居テナント様向けに快適なオフィスライフを実現する為の製品やサービスを厳選してご紹介している「入居の窓口」という弊社情報サイトに御社が登録してくださっていましたので、その流れでご連絡させていただきました。

松浦：ありがとうございます。確かに、貴社の管理ビルでは横浜ランドマークタワー様や、丸の内ビルディング様など、いくつかのオフィスビルで採用をいただいております。お問い合わせいただいた当時、このビルの喫煙所は閉鎖していたと伺っておりましたが、どのような状況でしたでしょうか？

鈴木：当ビルでは2020年12月から、地下1階の全体リニューアル工事の影響により当該フロアにあった入居テナント様向けのリフレッシュルーム・喫煙所を閉鎖していました。再開前は、喫煙者の方々から早く再開してほしいとの要望やいつ再開するのか等の質問もいただいていました。

導入を検討いただいた経緯をお聞かせください。

鈴木：私が過去担当していたオフィスビルで喫煙者のタバコ臭問題が発生しました。同じエレベーターに乗っている非喫煙者の方から喫煙所でタバコを吸った方がすぐにエレベーターに乗るとタバコ臭がするので何とかしてほしいとのニオイに対するクレームが複数テナント様からありました。このような経験がある中で、当ビルでリフレッシュルーム・喫煙所を再開すると同時ににリフレッシュルーム・喫煙所の仕様をリニューアルできるタイミングでしたので、喫煙者も非喫煙者も不満が少なくなるようなニオイ問題への対策を再開時のリニューアル項目の１つとし、当ビルの担当者間でHAL・SHOWERの導入を検討致しました。

松浦：今ある課題ではなく、今後発生すると予想されるニオイ課題について先んじて対策を検討いただいたのですね。ありがとうございます。

喫煙所を再開するにあたって意識されたポイントはありますか？

鈴木：リフレッシュルームや喫煙所を再開してほしいとの要望もあった中、長い間閉鎖せざるを得ない状況でしたので、再開する時には、以前より利用者の満足度の高い、充実した環境にすることを意識し、HAL・SHOWER設置以外にも空調設備の更新や設置什器の総入替、内装の変更等も実施しました。

HAL・SHOWER導入後の様子はいかがですか？

鈴木：直接テナントの従業員の方からの話はまだありませんが、設置したHAL・SHOWERを確認したところ毎日170回ほど使用されており、かなり多くの方が利用されていました。他ビルの利用状況をお聞きしている中で、当初は１日に100回くらい使われればいいなと思っていましたので、予想以上の結果となっています。

松浦：ありがとうございます。HAL・SHOWERはご使用いただけなければ効果を発揮できませんので、1日に170回も皆様にご使用いただいているのは非常にうれしく思います。

貴社の今後の展望をお聞かせください。

鈴木：入居テナント様のニーズは社会や働き方の変化等に伴い変化致しますので、テナント様の満足度を高めるために、入居テナント様の声に耳を傾け、柔軟に対応し、お客様の期待に応えていきたいと思います。